アルファベットの不動産用語集

IP電話

IP(Internet Protocol)という通信方式を利用した電話サービスを指す。音声を電話機でデジタルデータに変換し、パケットと呼ばれる単位に分割した上で、IPネットワーク上を通話相手まで送ることで音声通話を行なう。IPフォンへの一般電話・携帯電話からの着信も可能である。IPフォンの加入者同士の通話は無料となることが多い。また、一般電話との国内通話・国際通話は格安となる。

IDF(中間配線盤)

「Intermediate Distribution Frame」の略。ビルの各階ごとに設置される電話回線等の中間配電盤。オフィスビルや建物の各フロア等に設置された電話・通信回線をまとめる装置のこと。このIDFを通じて、オフィス内のそれぞれの電話等通じるようになる。

LAN

「Local Area Network」の略で、家庭やオフィスなど限定したエリアで接続できるプライベートネットワークのこと。LANがあることで、プリンターやコンピューターなど、機器間の接続が可能になる。

MDF(主配線盤)

「Main Distributing Frame」の略で、主配線盤(本配線盤)のことを指す。複数のテナントが入るビルなどで、外部に通じる回線を全て集積し、集中的に管理するための端子盤。主にビルの1階共用部分や管理人室に設置されているケースが多い。

OAフロア

コンピュータ等の電源やネットワークの配線を自由に取り出せるようにした二重構造の床のこと。フリーアクセスフロアともいう。電源・各種ケーブル等の配線、空調設備等の機器などが容易に収納できるため、床上の景観を損なわず、レイアウトの変更や機器の増設にも対応しやすい。また、露出配線に足を掛けての転倒、その衝撃で配線が損傷してデータが消失するなどの事故を防ぐこともできるため、オフィスビルなどで多く用いられる。

PC造

プレキャストコンクリートを使用した建築構造のことを指し、鉄骨の骨組に工場であらかじめ作られた鉄筋コンクリートをはめ込むことによって造られる建築構造である。

Pタイル

建物の床材に使用されるプラスチック系のタイルを指す。傷や汚れに強い耐摩耗性と、耐薬品性、耐水性、難燃焼性に優れており、低コストでリフォームなどに用いることが可能である。

RC造

「Reinforced Concrete」の頭文字を取ったもので「鉄筋コンクリート構造」という意味。引っ張る力に強い鉄筋を、圧縮する力に強いコンクリートで補強して一体化した構造のことを指す。耐震性、耐火性、耐久性に優れている。

SRC造

「Steel Reinforced Concrete」の頭文字を取った物で、「鉄骨鉄筋コンクリート構造」という意味。鉄骨で柱や梁などを組み、その周囲に鉄筋コンクリートを被せて補強した構造のことを指す。一般的には10階以上の大規模な建築物で採用されることが多い。

SOHO

「Small Office Home Office」の頭文字を取ったもので、その名の通り小さいオフィスや自宅兼オフィスとする働き方、またはその仕事場、物件のこと。一般的なオフィスと一番大きな違いは賃貸契約の形態の違いであり、SOHOの場合は「住居契約」となる。その為、不特定多数の人が出入りする業種などは契約が認められない。