渋谷区のオフィス街について
渋谷区、中でも渋谷駅周辺はすり鉢状の地形で人々が自然と集まると言われています。渋谷の発展には鉄道会社の存在が欠かせず、民間鉄道会社が渋谷駅周辺の開発を牽引。商業施設などが次々に開業し、流行の発信地として類を見ない存在感を発揮。多くの若者を取り込みました。隣接する原宿と合わせ、若者カルチャーが発達しており、今では海外からも熱い注目を集める街に成長しました。渋谷駅エリアの発展はとどまるところを知らず、2005年に駅周辺が特定都市再生緊急整備地域に指定されると、2012年には再開発の皮切りとして「渋谷ヒカリエ」が誕生。ビル内部は『アーバンコア』と呼ばれる巨大な吹き抜けを通じて、渋谷特有の地形に合わせた縦方向のスムーズな動きを実現しています。また、東急百貨店が運営する商業施設『ShinQs(シンクス)』やシアター・ホールなども完備しており、情報・文化の発信拠点としても機能しています。渋谷駅前は今後も再開発が進む注目のエリアで、IT企業が集積するなどビジネスエリアとしての一面も色濃くなってきました。渋谷区内を代表するもう一つのビジネスエリアは恵比寿駅周辺です。成熟した大人の雰囲気が人気で、居住地としての需要も高い地域です。恵比寿エリアを代表するビルと言えば、地上40階建の「恵比寿ガーデンプレイスタワー」です。オフィスタワーの他に、レジデンス、宿泊施設なども立地しており、この付近一帯で『恵比寿ガーデンプレイス』を形成しています。